全座席にパーティション設置 映画館を公開
新型コロナの感染対策で、全ての座席にパーティションを設置している映画館が公開されました。
千葉県市川市にあるイオンシネマの映画館では、全ての座席間に高さ約1メートルのパーティションを設置する工事を進めています。そのうち、工事が完了したスクリーンが24日、報道陣に公開されました。全座席にパーティションを設置する映画館は全国で初ということです。
訪れた客「このご時世なので、すごい安心感はあるかなと。隣の方が動いたりすると気になっちゃうので、目線が遮られてるのいいなって」
また、500円を追加で支払うと、通常の座席よりも縦横の幅が約1.5倍で、バッグ置き場やコート掛けがある席で鑑賞することができます。
イオンエンターテイメント・有馬一昭社長「(パーティションで)ちょっと子どもが見えなくなることがあるので、少し工夫してほしいという意見もあるので、上げ下げができるタイプにいま変えようとして準備をしています」
国内で約100の映画館を運営するイオンエンターテイメントは将来、新型コロナウイルスが終息した後も、こうした客からの声や地域の特色に合わせて館内の設備を整えたいとしています。