植物由来の“卵”発売 サラダやチャーハン、デザート調理にも…
大手食品メーカーのキユーピーから、植物由来の“卵”が一般発売されます。
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卵と変わらないような味や食感のスクランブルエッグのような食材。
大手食品メーカーのキユーピーが14日に発表したのは、卵をまったく使っていない「卵の代替商品」です。
キユーピー新規市場開発室 伊藤綱規さん
「今回、発売させていただきますのは、“ほぼ卵”の商品でして」
主な原料に大豆など植物由来の材料を使用していて、その色合いは、サラダに彩りを添え、チャーハンに混ぜるだけでも卵のような食感を味わえます。
伊藤さん
「卵アレルギーをお持ちの方というのは、『この料理を食べていいのだろうか』というようなことに非常に苦心されている。そういう意味では、いままで食べられなかったものが食べることができる」
一部の商品は、去年6月から業務用に販売していましたが、卵アレルギーの人たちからの要望もあり、一般販売を決めたといいます。値段は卵1個分の量で、税込みで200円ほどです。
他にも、溶き卵のような液体状のものもあり、デザートの調理にも使えます。
17日から通信販売でスタートし、順次、販売エリアを広げていく予定だということです。