業界団体「ボトルtoボトル」50%へ宣言
清涼飲料の業界団体は使用済みのペットボトルから再びペットボトルにリサイクルする比率を2030年までに50%にする宣言を発表しました。
清涼飲料の業界団体は19日、使用済みのペットボトルを資源として、再びペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」の比率を2030年までに50%とするよう飲料メーカーに求めました。
現在、国内の飲料メーカーでは、リサイクルしたペットボトルを使っているのは全体の1割から2割にとどまっているとしています。業界団体はこれを5割に引き上げることで二酸化炭素の削減などを加速させる狙いです。
ペットボトルのリサイクルの比率をめぐっては、コカ・コーラやサントリーグループなどが今回の宣言より8年早い2022年までに5割にする取り組みを進めていて、中小メーカーなども対応が迫られそうです。