経団連・中西会長、来月1日付で退任へ
経団連の中西宏明会長が急きょ、6月1日付で辞任することがわかりました。病気の治療に専念するということです。
中西会長は去年7月にリンパ腫が再発し、これまで入院先から経団連の業務と政府の政策会議への参加、そして日立の会長としての職務を務めてきました。
しかし、関係者によりますと、治療に専念するため6月1日付で経団連の会長職を退任するということです。
中西会長は、形骸化していた就職活動の日程ルールを撤廃したり、アマゾンジャパンやメルカリなどベンチャー企業が経団連に加盟できるようルールを変更したりするなど、これまでにない改革を進めてきました。
経団連は10日、新たな会長候補を発表する予定です。