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「骨太の方針」閣議決定 コロナ克服など柱

2021年6月18日 21:43

政府は18日、今年の「骨太の方針」を閣議決定しました。主な柱は、新型コロナウイルスの克服のほか、グリーン、デジタルなど、4つの分野への重点的な投資です。

菅首相「骨太方針では、まずは新型コロナ対策に最優先で取り組みながら、特にグリーン、デジタル、活力ある地方作り、少子化対策、この4つの課題に重点的な投資を行い、長年の課題に答えを出し、力強い成長を目指してまいります」

18日の閣議で政府の経済財政運営の方針、いわゆる「骨太の方針」が決定されました。

柱の一つとなっている新型コロナウイルスへの対応については、緊急時はより強力な体制や司令塔の下で医療などの対応を進めることや、平時から治療薬やワクチンの実用化や接種体制の確保などができるように法的措置を検討することも示されています。

また、経済成長については、環境問題に取り組むグリーン化、デジタル化、子育て支援、地方活性化の4つを軸に目指すとしています。

子育て支援では「こども庁」を念頭に、子どもに関する様々な課題に総合的に対応する行政組織を創設するため、早急に検討に着手するとしています。

また、多様な働き方を実現するため、選択週休3日制の導入・普及を図るとしています。