遠隔地のカヤック5Gで操作 ドコモが公開
NTTドコモが、高速大容量の5Gを使って、離れた場所にあるカヤックを操作する技術を公開しました。
VRゴーグルをつけて操作するカヤック。遠隔で操作できるだけでなく、実際のカヤックから揺れや傾きやパドルが水をこぐ時の重さの情報が送られてきて、操縦席に再現されます。
コロナ禍で旅行が制限される中、ドコモは観光業界などで活用されることを目指しています。
また、洗濯ばさみでケーブルをつまむだけで、アンテナに早変わりする技術も。工場などでシャッターを閉じると電波が途切れるケースがありますが…。
日本テレビ・岩永岳大記者「クリップで電線をはさむと、止まっていた映像が再開されました」
5Gや6Gなど高速通信の電波は、基地局から直接見通せない場所や、周りが遮られている場所では圏外になりやすいという課題があります。ドコモは、この「つまむアンテナ」の技術を活用すれば、圏外でも簡単に通信可能なエリアにできるとしています。