経団連前会長・中西宏明氏が死去 75歳
経団連の会長や日立製作所の会長などを歴任した中西宏明氏が亡くなったことがわかりました。75歳でした。リンパ腫で治療を続けていました。
中西宏明氏は2019年、リンパ腫がわかり、治療を続けながら経団連会長や政府の経済政策諮問会議の委員、日立製作所の会長の職務を務めていました。しかし、今年6月、治療に専念するためすべての職から退いていました。
中西前会長は、形骸化していた就職活動の日程ルールを撤廃したり、アマゾンジャパンやメルカリなどベンチャー企業が経団連に加盟できるようルールを変更したりするなど、経済を取り巻く環境の変化にあわせた改革を進めてきました。
気候変動対策やデジタル改革促進の必要性も早くから訴え、政府に働きかけながら経済界をリードしていました。