トヨタ自動車のグループ全体の去年の販売台数が、3年連続の世界一となりました。

トヨタはグループ全体の去年の年間販売台数がおよそ1048万台となったと発表し、3年連続で世界首位となりました。

2年振りの前年割れとなったものの、2位の販売台数826万台のフォルクスワーゲンを大きく引き離しました。

世界的な半導体不足などを背景に、自動車メーカー各社の生産台数が減少する中、トヨタはグループ内で密に連携し、部品の確保に努めた他、東南アジアや北米エリアで生産能力を増強するなど、影響を最小限に食い止めました。

トヨタはグループでの国内販売台数を10％近く減らしたものの、アジアなどではコロナ禍からの経済回復で需要が高まり販売が回復しています。