日本航空 滑走路閉鎖による影響“約20億円の減収”
日本航空は、羽田空港で海上保安庁の航空機と衝突した事故で、滑走路閉鎖による影響がおよそ20億円になると明らかにしました。
日本航空は2日、先月2日に発生した羽田空港での衝突事故について、全焼した機体の損害およそ150億円を営業損失として計上し、滑走路閉鎖に伴う便のキャンセルなどはおよそ20億円の減収になると明らかにしました。機体の損害については、全額が航空保険の補償対象となる見込みです。
滑走路閉鎖については、事故後に客数の減少はみられず、減収分を補うほどの旅行需要があるとして、業績への影響は限定的としました。
このため、今年度の純利益の見通しは800億円の黒字のまま据え置きました。