首相が経済団体訪れ“テレワーク拡大”要請
感染拡大で医療現場のひっ迫も深刻な状況となる中、菅首相は18日に続き、19日も自ら経済団体を訪れ、テレワークの拡大を求めました。
菅首相
「危機を乗り越えるために、やはり人流抑制。クラスターが企業の職場の中でも発生してます。こうしたことを何としても防ぐためには、テレワークというのは極めて重要だ」
菅首相は18日の経団連に続き、19日朝、経済同友会の櫻田代表幹事と会談し、人流抑制のためにテレワーク率を7割にするよう要請しました。
これまで経済界への要請は西村大臣が行っており、総理自ら出向くのは異例のことです。
経済同友会・櫻田謙悟代表幹事
「発信が足りてないなと思いましたので、ぜひやるべきだと」
櫻田代表幹事は、菅首相に対して「人流抑制やワクチン接種が効果があるということを、国民にもっとわかりやすく発信してほしい」と求めました。