新生銀行 TOB行うSBIの公表に反論
インターネット金融大手のSBIホールディングスからTOB(=株式公開買い付け)を受けている新生銀行が、SBIが公表した内容が「不正確で不十分」だと反論する見解を出しました。
SBIホールディングスは、新生銀行の連結子会社化をめざし、今月10日からTOB(=株式公開買い付け)を行っています。対応を協議中の新生銀行は、16日、SBIがTOBを公表した際の内容文が「不正確で不十分だった」とする見解を明らかにしました。
新生銀行は、2019年、SBIからの資本業務提携の提案を拒否していますが、その理由について、当時の状況の説明などが記載されていないと批判しています。
また、SBIが「新生銀行が何の連絡もなく、マネックス証券と提携した」と指摘していることについても、新生銀行はSBIに対し説明を行っていたと反論しています。
新生銀行は17日、取締役会を開き、SBIからのTOBに対する意見表明などについて検討するということです。