コロナ禍で人気 アウトドアがより身近に
コロナ禍で人気が高まるアウトドア。より身近に感じられる商品やサービスが生まれています。
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午前10時、開店まもなく続々と客がやってきた店。
カゴいっぱいに商品を詰めた人、レジの前も行列ができていました。
東京・錦糸町に先週オープンした「#ワークマン女子」。店内には作業服ではなく、ウエアやシューズなどアウトドア用品が並びます。
ワークマン広報部・チーフ 鈴木悠耶さん
「用途自体は絞っていない。アウトドアで使えるものやスポーツで使えるもの、日常で使えるものも多いですし」
本格的なキャンプはもちろんですが、“日常使い”のために買い求める人も多いというのです。
買い物客
「子どものサッカーの観戦に。雨が降ってもサッカーって試合があるので」
買い物客
「ほぼ日常です。ウエストに着けようと思って、仕事中に使えるかなと思って」
“アウトドア”はいまや身近な存在になっています。
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記者
「カメラ売り場の横には、こちらにまきがあります」
横浜の家電量販店では、家電とはなじみのなさそうなまきを販売していました。
ヨドバシカメラ・グループリーダー 三好孝征さん
「以前よりたき火台、そういった商品の用意があったこともございまして、お客さまから多くの問い合わせをいただいていた」
この店舗ではおよそ5000種類のアウトドア用品を扱っていて、今年8月から、まきの販売も始めたといいます。
一方で人気だというのは、自宅でも使えるアウトドア用品です。
「炊く・焼く・煮る・蒸す」など、多くの調理方法に対応した飯ごうや、ガスコンロでも使えるワッフルメーカーなどが売れ筋だということです。
ヨドバシカメラ・グループリーダー 三好孝征さん
「僕、家電量販と、普段足を運んでいただけるような環境の下にございます。まず興味をもっていただければいいのかなと思います」
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“本格派”には、11月から新たなサービスも登場します。
Sorich・広報マーケティング 本田涼将さん
「平日キャンプ場使い放題のサブスクサービスを開始いたします」
なんと、月額6000円で平日のキャンプ場が使い放題になるんです。(ソロキャンプ限定)
現在、利用できるのは千葉県館山市や君津市など5か所のキャンプ場だけですが、エリア拡大を検討中です。
Sorich・広報マーケティング 本田涼将さん
「12月からは神奈川県だったり、今後も関東中心にキャンプ場を増やしていく予定ではあります」
平日休みの人はもちろん、リモートワークなどでも利用してほしいということです。
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さらに“今すぐキャンプ気分を味わいたい”人にぴったりな商品が、エースコックが今週発売したその名も「キャンプ飯」です。
エースコック株式会社・商品開発グループ 長尾昌輝さん
「キャンプの醍醐味(だいごみ)といったらキャンプで食べるご飯。キャンプ飯をテーマに新商品が開発できないかと」
“キャンプといえば肉とカレー”ということで生まれたのが「牛だしカレーラーメン」です。
特製のスパイスをかけていただくその味は…
記者
「肉のうま味を感じるカレーにパンチのきいたスパイスがよく合います」
エースコック株式会社・商品開発グループ 長尾昌輝さん
「キャンプに持っていって深夜に背徳感あるように食べるのもいいですし、家で簡単にキャンプ気分を味わってもらえれば」
反響次第では第2弾も考えたいということです。