GoTo食事券事業 来年GWまで延長
政府は、外食需要を喚起するGoToEat食事券事業の実施期間を来年のゴールデンウイーク頃まで延長することを閣議決定しました。
政府が去年10月から実施している「GoToEat食事券事業」は、プレミアム付き食事券の発行で 外食需要を喚起するものです。最長3か月間の実施が可能としています。
しかし新型コロナの感染が拡大する中で事業を停止する自治体が相次ぎ、11月19日時点で事業を終了している自治体はわずか12県で、東京都など一部の自治体では事業再開の見通しがたっていません。
農水省はこれまで、12月15日までに事業を終了するよう自治体に求めていましたが、十分な実施期間を確保できていない自治体があることから、期限の延長を決めました。期限は、来年のゴールデンウイーク頃が目安です。
この決定にともない、東京都では、すでに販売している食事券の利用期限を来年3月末まで延長することを決めました。
ただ、新型コロナで落ち込んだ外食需要を喚起する効果を高めるため、例年外食の需要が高い年末年始は、1週間から1か月ほど食事券の販売を停止するよう、自治体に呼びかけているということです。