ガソリン価格 2週連続の小幅な値下がり
今週のガソリン価格は、先週より小幅に値下がりしました。しかし、依然高止まりの状況が続いています。
石油情報センターによりますと、22日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は1リットルあたり168円70銭で、前の週に比べ20銭の値下がりとなりました。
ヨーロッパで感染が再拡大し、重油の需要が減るとの予想から、石油の仕入れ業者が一時、価格を下げた影響です。2週連続の小幅な値下がりとなりました。
また、灯油は1リットルあたり108円30銭となり、先週から横ばいの状態です。政府はアメリカと歩調を合わせ、国が備蓄する石油の一部を放出するとしています。
石油情報センターは、この影響で来週も値下がりを予想しています。しかし、産油国が供給量を増やさない可能性もあることから、下げ方は限定されると分析しています。