マツダ“安全に停車” 独自の運転支援技術
自動車会社のマツダは、ドライバーが運転中に運転出来なくなったとき、車線変更をしながら安全に路肩へ停車させる独自の運転支援技術を公開しました。
今回公開された運転支援技術は、『CO-PILOT2.0』というシステムです。『CO-PILOT』とは、日本語で“副操縦士”という意味です。
車内にあるカメラでドライバーの状態を検知して、運転席に座っている“操縦士”に万が一何かあった場合、“操縦士”の代わりに操作し、路肩などの安全な場所を探して自動的に停止します。
将来的には、ドライバーの脳の機能低下による異常な視線の向きなど、危険な状態の予兆を検知し、事前に安全な状態で停止させる技術も搭載させる予定です。
マツダ『CO-PILOT』チーフエンジニア・栃岡孝宏さん「ドライバーは車と協調しつつ、ドライバーが主で過信することなく、でもクルマに対しては安心感をもっていられるそういった状況を作る。このバランスが極めて大事だと思っています」
マツダは、2025年に発売されるクルマに『CO-PILOT2.0』を導入する方針です。