SBI新生銀行TOB成立 連結子会社化へ
SBIホールディングスは、新生銀行に対するTOB(=株式公開買い付け)が成立し、保有比率が47.77%になったと発表しました。今月17日付で新生銀行を連結子会社化する予定です。
SBIホールディングスは、新生銀行の株式を最大48%まで取得することを目指し今月10日を期限としてTOBを実施してきました。その結果、SBIの保有比率は47.77%となり事実上、新生銀行の経営権を握り今月、17日付で、連結子会社化するとしています。
また、SBIは銀行持ち株会社の認可を申請することを検討していて、金融庁の認可が得られれば過半数の株式取得を目指す方針です。
新生銀行は、来年2月に臨時の株主総会を開き、SBIが推薦する元金融庁長官の五味廣文氏らを新たな取締役として諮り、工藤社長らいまの経営陣は退任する予定です。