東京電力 家庭向け電気料金の値上げ幅を圧縮 平均29.3%から17.6%に 値上げ開始時期は変わらず
東京電力は国に申請中の家庭向け電気料金の平均的な値上げ幅を11%以上圧縮したと発表しました。
値上げに国の認可が必要な「規制料金」は、液化天然ガスなどのエネルギー価格や為替をもとに計算し、値上げ幅を決めています。
東電はことし1月、6月1日からの平均29.3%の規制料金の値上げを経済産業省に申請しました。
しかし、経産省の審査会合は、直近のエネルギー価格や市場価格をもとに値上げ幅を再計算し、申請し直すよう指示していました。
東電は30日、直近のデータで再算定した結果、値上げ幅は平均17.6%まで圧縮できたと発表しました。
値上げの開始時期については1月の申請時から変えていないとしています。