経済財政諮問会議 新設「特別セッション」有識者にプリンストン大・清滝信宏教授ら参加
政府が主催する経済財政諮問会議で、新たに設置される特別セッションに参加する有識者が公表されました。プリンストン大学の清滝信宏教授らが参加します。
後藤経済再生担当大臣は13日の会見で、世界的な経済の減速のなかで「中長期的な経済財政運営の全体像と、リスクへの処方箋等を明らかにすることで、力強い成長と分配の好循環を拡大していくことの重要性が高まっている」と述べ、政府が開く特別セッションの開催の意図を説明し、メンバーを発表しました。
メンバーは8人で、「清滝・ムーア理論」などでノーベル経済学賞の候補にも名前のあがるプリンストン大学の清滝信宏教授や、東京大学大学院の福田慎一教授、第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストらが選ばれました。
後藤大臣は、経済財政運営の方針、いわゆる「骨太の方針」の策定に向けて、この特別セッションを数回程度開催するとしていて、来週にも1回目の会合を開く予定です。