新年度に賃上げ予定の中小企業58.2% 12.4ポイント増
4月からの新年度賃上げを予定している中小企業は58.2%にのぼり、今年度に比べ、12.4ポイント増えたとする調査結果が発表されました。
調査は日本商工会議所が賃金・雇用に関して行い全国の中小企業3308社から回答を得たもので、このうち58.2%の会社が2023年度に賃上げを予定しているということです。
去年に比べて、12.4ポイント増えていて、歴史的な“賃上げ春闘”となったことし、賃上げに踏み切る動きは中小企業でも強まったかたちです。
しかし、賃上げを予定すると回答した中小企業の6割以上が、業績の改善がみられないにもかかわらず、人材確保や従業員のモチベーション向上のために賃上げを行うとしています。