ヤマダHD 国内最大「家電リユース工場」新設
家電量販店のヤマダデンキを運営するヤマダホールディングスが、国内最大規模の家電のリユース工場を群馬県に新設しました。
ヤマダデンキで買い替えた客から引き取った中古の洗濯機をクリーニングしている様子――ひとつひとつ汚れ方が違うため、手作業で清掃しています。モーターに耳を近づけて音をチェックするなど正常に作動するかの確認も作業員が行います。
冷蔵庫を持ち上げるためのアーム型ロボット――吸盤の力で130キロの重さまで持ち上げられるため、工場内を運搬するためのパレットに乗せる作業も一人で行うことができるといいます。
ヤマダホールディングスが新設した国内最大規模だというこちらの家電のリユース工場には、7000台の冷蔵庫や洗濯機が保管できる巨大な倉庫もあります。
ヤマダホールディングス・清村浩一経営企画室長「リユースを手がけている私どもとしては最大のチャンス。リサイクル製品でも良いというお客様は確実に増えてきております」
ヤマダは同規模の工場をさらに国内に2か所建設予定で、これまで年間7万台だった家電のリユースを2025年に30万台まで拡大していく方針です。