大手自動車メーカーのホンダと日産自動車は経営統合に向けた協議について、来月中旬までに方向性を示すことを明らかにしました。

ホンダと日産自動車は去年から経営統合に向けた協議を進めていて、今月末をメドに協議の方向性を示すとしていましたが、来月中旬までに発表するとの方針を明らかにしました。

関係者からは、「想定より進みが遅い」「日産側のリストラ案の作成が遅れていて、経営統合の判断に影響が出ている」などの声が聞かれます。

一方、この協議への合流を検討していた三菱自動車は合流の判断をいったん見送っていて、「両社の統合検討に加わるかどうか、スピード感を持って判断できるように検討を進めている」とコメントしています。