新宿に「東急歌舞伎町タワー」 インバウンド需要狙い ホテルとエンタメの複合施設
新宿歌舞伎町で6日、インバウンド需要を狙った高さおよそ225mの「東急歌舞伎町タワー」が公開されました。
6日に公開されたのは、歌舞伎町一丁目地区を再開発したホテルとエンタメの複合施設「東急歌舞伎町タワー」です。
空港からはリムジンバスが出ていて、アフターコロナの「インバウンド需要」の取り込みが期待されます。
東急 新宿プロジェクト 企画開発室長・木村知郎さん「歌舞伎町を遊び尽くしてお泊まりいただいて、ぜひ、さらに多くのインバウンドのお客様にお越しいただきたい」
タワー内には、1956年に開業以来歌舞伎町と共に発展し、2014年に閉館した映画館「新宿ミラノ座」の名を継承するおよそ900席の劇場があり、演劇や音楽ライブなどが行われる予定です。
また、これとは別に席数が通常の半分程度で、全席プレミアムシートの映画館も作られました。
24時間営業のフードホールでは、「祭り」をテーマに北海道から九州、沖縄など日本全国の郷土料理を楽しむことができ、日本文化の発信の場となることが期待されています。
東急は、このタワーが歌舞伎町の観光拠点となり、町全体がにぎわうことを目指すとしています。開業は今月14日です。