バブル景気まっただ中の1988年に発売され、当時の高級車ブームの象徴となった日産自動車の高級セダン「シーマ」。現在は5代目が生産されていましたが、生産を今年の夏までに終了すると日産自動車が発表しました。

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バブル景気まっただ中の1988年に発売され、当時は“シーマ現象”と呼ばれ、高級車ブームの象徴となった、日産自動車の初代「シーマ」。現在は5代目が生産されていました。

しかし、日産自動車はその「シーマ」や「フーガ」「スカイラインハイブリッド」の生産を、今年の夏までに終了すると発表したのです。

生産終了の理由については、搭載されているエンジンが、今年秋から強化される騒音規制をクリアできないためとしています。

初代シーマに“特別な思い”を持つ人は――

女優の伊藤かずえさん
「（シーマは）本当に素晴らしい車だと思います。相棒ですかね」

初代シーマに30年以上乗り続けている女優の伊藤かずえさんです。

女優の伊藤かずえさん
「いろんな思い出が30年分ぎっしり詰まっているというか、あって当たり前の存在ですね。生産終了になっちゃうんだって、本当に残念な気持ちでいっぱいです。もっともっと最新型をつくってほしいなという気持ちですね」

その思いは届くのでしょうか。日産自動車は今後の商品戦略の中で「シーマ」ブランドを復活させる可能性もあるとしています。