135円高 円安・ドル高進行で輸出関連銘柄に買い注文
8日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日続けて上昇し、前日比135円3銭高い2万8444円19銭でした。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は7日、高止まりするインフレに警戒感を示したことから、東京外国為替市場で円相場は1ドル=137円台後半と去年12月中旬以来の円安・ドル高水準で、7日に比べて2円以上、円安・ドル高となりました。
これを受けて、一部の輸出関連の銘柄に買い注文が入り、日経平均株価の上げ幅は160円を超える場面もありました。一方、前の日のアメリカ市場で株価が下げたことを受けた売り注文もありました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆7202億円。売買高は、概算で11億677万株。