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“中古品”が人気 有名ブランドも新規に参入「自社ブランド専門店」や「リユース」も

2023年4月3日 21:13
“中古品”が人気 有名ブランドも新規に参入「自社ブランド専門店」や「リユース」も

新年度を迎えても物価高が続く中、新品ではなく中古品を買い求める動きが広がっています。有名ブランドが自社商品の中古品の取り扱いを新たに始めるなど、中古品業界に新たな流れが出てきています。

    ◇

新生活を始めるにあたり、物を買ったり手放したりする時期を迎えました。人々はどのような店を利用しているのか、街で聞いてみました。

20代
「メルカリとかヤフオクとか」

30代
「リサイクル店で自分のコートとか、服とか売ってました」

中古品を扱う店やフリマアプリを積極的に利用したという声が聞かれました。

20代
「まず中古で見てみて実物見てから判断します。炊飯器もレンジもそうだし、洗濯機も(中古)」

新入社員(20代)
「去年売っていた服を買いそびれて、今年になって欲しくて探してみたらメルカリにあって」

フリマアプリを含めた中古品店市場の規模は、12年連続で右肩上がりで、2021年は約2兆7000億円に到達しました。さらに、今後も拡大していく見込みだということです。

    ◇

こうした中、中古品業界に新しい流れも出てきています。3フロアにまたがり、婦人服や紳士服などを販売するアパレルショップを訪ねました。

オンワード樫山・サステナブル経営DiV. 山本卓司さん
「オンワード直営のリユースショップでございます。お客さまからお引き取りさせていただいたグループブランドを展開しています」

すべて、「組曲」や「23区」などを展開するオンワードの商品です。自社ブランドのみを扱う“公式リユース店”を運営しているのです。それぞれのアイテムに2~3種類の価格帯があり、例えば、パンツは3300円のものや、ニットは3850円のものが並んでいました。選びやすさと買いやすさが支持されています。

60代
「春になったので、春に合うような物を探しに来ました。好きな物が全部なので見やすいし、スタッフさんも商品のことをよく分かっているので選びやすい」

    ◇

“本家”が自社の中古品を取り扱う動きは広がっていて、有名ブランドの「コーチ」も1月からリユース品の取り扱いを始めています。

コーチ銀座 クラフトマン 担当者
「お客様がご愛用いただいた品物をリペアであったり、ケアや再構築を経て、新たな商品に生まれ変わらせるプロジェクトです」

最大1万円のクーポン券と引き換えに客から商品を譲り受けていて、その後、職人が状態を見極めたうえで修復して商品をよみがえらせたり、素材を再利用し別の商品を生み出したりする循環型の取り組みです。公式オンラインショップのみでの販売となっています。

コーチ銀座 クラフトマン 担当者
「新しい世代の方に長く愛していただき、次の世代にバトンを渡すきっかけになれば」

    ◇

便利な中古品店ですが、買い取りサービスをめぐっては、査定の待ち時間が長いとの意見も聞かれます。

「だいたい待ち時間、1時間とかで」

この悩みを解消しようと、チェーン店「セカンドストリート」の一部店舗で、2月から試験導入しているのが“買い取りロッカー”です。

ゲオ WEB事業部 マネージャー・竹中真幸さん
「24時間365日いつでも買い取り品を預けることができるロッカーです」

使い方は簡単です。スマホで申し込んだ後、品物をロッカーに入れるだけで、査定額が後ほど知らされる仕組みです。店舗で査定をお願いした場合、待ち時間は混雑時で2時間ほどだといいますが、ロッカーを使えば、人と会う必要も待ち時間もありません。24時間利用できるということです。