備蓄米の2回目入札 JA福井県目標の2000トンをほぼ落札か

政府による備蓄米の2回目の入札で、JA福井県は目標としていたおよそ2000トンのほぼ全量を落札したとみられます。
備蓄米の2回目の入札は、初回で落札されなかった分を含む7万トンが対象で、県産米は令和5年産のハナエチゼンなど2200トン余りが含まれています。
JA福井県は26日、外食向けにコメを販売する関西などの卸業者からの意向を受け、およそ2000トンの県産米の買い入れを目指して入札に参加しました。
JA福井県は、落札した量を明かしていませんが、入札したおよそ2000トンのほぼ全てを落札したとみられます。
備蓄米は、4月上旬にも業者に引き渡され、順次県内の小売店の店頭に並ぶ見通しですが、どこまでコメの値下がりにつながるのかは不透明です。
政府はコメの流通を円滑にするため、あわせて21万トンの備蓄米を市場に放出して、高騰するコメの価格を抑制する方針で、効果がなければ追加で放出するとしています。