福岡大学で30日、全学年を対象とした企業の合同説明会が開かれました。

■中村安里アナウンサー
「開始時刻になり、学生たちが一斉に動き始めました。これだけ多くの企業が集まる中、学生は何をポイントに企業を選んでいくのでしょうか。」

■人文学部・大学3年生
「自分にとってやりがいがある場所がいいなと思っています。その場所で働いて、間接的にでも直接的にでも誰かの役に立てる企業が見つかればうれしいなと思います。」
■法学部・大学3年生
「社員を大事にしているかと、稼げるか。海外旅行に行きたいので、自分の経験にお金を投資したい。」
■工学部・大学3年生
「福岡市内で働きたいので、福岡に本社があるかというのは気にしている。」

企業の人手不足を背景に、ことしも続く学生優位の“売手市場”。企業側もアピールに工夫をこらしていました。

■リリカラ （インテリア事業）人事課・山村若葉さん
「働く条件面を意識している方が多いので、うちは全国に支店がありますが、九州支店で働けますよとか、休みもしっかり取れますよとか、学生に興味を持ってもらえるようにポップを貼っています。」

福岡大学によりますと、説明会には30日と31日の2日間で、過去最多の330社が参加する予定です。

■福岡大学キャリアセンター・今泉康代 事務部長
「キャパシティーの関係で、お断りする企業もありました。いかに企業が学生と接する機会を設けるかが、今ポイントになっています。」

新たなステージを目指し、学生たちの準備も本格化しています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2025年1月30日午後5時すぎ放送