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熊本版サイエンスパークは"分散型" セミコンテクノパーク中心に複数の拠点 3月中に基本方針を公表

2025年3月5日 19:19
熊本版サイエンスパークは"分散型" セミコンテクノパーク中心に複数の拠点 3月中に基本方針を公表
熊本県の木村敬知事は5日の県議会で、半導体企業や研究機関を集積する「サイエンスパーク構想」について、複数の拠点を設ける分散型とする方針を示しました。

■熊本県 木村敬知事
「熊本版サイエンスパークが目指す姿は、単なる企業の集積だけでなく、産学金官の連携よるイノベーションの創出や人材育成・供給が持続的に行われる場です」

木村知事らが視察した台湾の新竹市にあるサイエンスパークには、TSMCの本社など600社以上が入り、企業や大学、研究所などを集約することでスムーズな半導体関連製品の生産や人材の育成が可能になっています。

一方、熊本県は、交通インフラの改善を進めた上で、菊陽町周辺のセミコンテクノパークを中心に拠点を広く分散することを想定しているということです。
■熊本県 木村敬知事
「まずは熊本が先陣を切って新生シリコンアイランド九州の実現をリードしてまいりたい」

基本方針を定める「熊本サイエンスパーク推進ビジョン」は、3月末までに公表される予定です。

最終更新日:2025年3月5日 19:19
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