確定申告の受け付けが2月16日から始まるのを前に、タレントのミッチーチェンさんが22日、山形税務署の一日税務署長に委嘱されスマートフォンを使った申告を呼びかけました。

委嘱式では、天童市在住のタレント・ミッチーチェンさんが山形税務署の佐藤秀春署長から委嘱状とたすきを受け取り、去年に続きことしも一日税務署長に就任しました。ミッチーチェンさんはスマートフォンで源泉徴収票のデータを自動で読み取る機能を体験し、スマートフォンからの確定申告をPRしました。

「読み取るまであと10秒ですね。10秒で読み取れるんですね。自動で入力されていますね非常に便利です。」

山形税務署によりますと、インターネットで確定申告ができる「e-Tax」の利用者は年々増加していて、おととし、県内で利用した人は、およそ13万7千人と全体の7割ほどとなっています。そのうちスマートフォンで申告した人は、およそ2割で前の年より、1.8倍増加しました。ミッチーさんは、「e-tax」とマイナンバーカードを連携させることでより簡単に申告できる方法や、操作がわからない場合はAIが自動回答する国税庁の「チャットボット」の利用を呼びかけました。

ミッチーチェンさん「確定申告の受け付けは、私の誕生日の3月15日まで。ぜひ自宅から『e-tax』を利用してわからないことがあれば『チャットボット』を利用して申請してほしい。」

確定申告の受け付けは2月16日から3月15日まで行われます。