露本土への“無人機攻撃”500回超と露メディア ウクライナ“段ボール製”使用も
ロシアメディアは、ロシアへの無人機による攻撃は、先月末までで500回以上にのぼると伝えました。ウクライナメディアは、一部で「段ボール製の無人機」が使用されたと伝えています。
ロシアの有力メディアは独自集計として、ウクライナ侵攻から先月末までに、ロシア本土への無人機攻撃が500回以上にのぼったと伝えています。攻撃は、ウクライナとの国境を接するベルゴロド州など、3つの州に集中しているということです。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「我々の兵器、ウクライナの新兵器の成果は700キロだ」
ゼレンスキー大統領は、キーウからモスクワまでの距離に相当するおよそ700キロに言及し、モスクワを射程に収めることができると示唆しました。
ウクライナのメディアは、先月27日にロシア西部のクルスク州の飛行場で「スホイ30」など戦闘機5機が損傷した無人機攻撃について、段ボール製の無人機が使われたと報じています。
段ボール製の無人機は使い捨ての組み立て式で運びやすく、レーダーにも探知されにくいとされています。