ガザ南部に60万人以上が避難 国連機関“病院の燃料備蓄24時間程度”
ガザ地区では、60万人以上が南部に避難し、人道上の懸念も高まっています。
イスラエル軍は、ガザ住民の南部への退避を継続させるためとして日本時間の15日午後7時まで退避ルートへの攻撃は行わないとしていました。すでにこの期限が過ぎロイター通信は北部の110万人の住民のうち60万人以上が南部に避難したと伝えています。
アメリカのサリバン大統領補佐官は15日、CNNの番組で、イスラエル政府から、ガザ南部への水の供給を再開したと連絡を受けたと明らかにしました。
一方、国連機関は16日、ガザ全域の病院の燃料の備蓄が、あと24時間程度しかもたないと明らかにしました。
「非常用発電機が停止すれば、何千人もの患者の命が危険にさらされる」と現地の窮状を訴えています。