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ガザの死者2670人に…“退避期限切れ”で緊張高まる  米国務長官の外交交渉続く、再びイスラエル入りへ

2023年10月16日 6:04

イスラエル軍が、パレスチナ自治区ガザ地区への地上侵攻にいつ踏み切るのか。住民退避の期限はすでに経過していて、緊張が高まっています。

ガザへの爆撃が続く中、イスラエル軍は、ガザ住民の南部への退避を継続させるためとして、日本時間の15日午後7時まで、退避ルートへの攻撃は行わないとしました。すでにこの期限は過ぎていて、イスラエル軍が、地上侵攻をともなう大規模攻撃にいつ踏み切るのか、緊迫した状況が続いています。

ガザでは、イスラエル軍の空爆による死者が増え続け、保健省は死者数が2670人にのぼったと発表していて、ユニセフは子ども447人が死亡したとしています。

一方、レバノン南部からイスラエル領内へのロケット弾による攻撃で、1人が死亡しました。イスラエル側が、レバノン国境から4キロ以内を一般人の立ち入り禁止区域としているほか、国連のレバノン暫定駐留軍が「軍事的なエスカレーションが続いている」と声明を出すなど、イスラム教シーア派組織ヒズボラが参戦することへの懸念も高まっています。

こうした中、エジプトでシシ大統領と会談したアメリカのブリンケン国務長官は、ガザとエジプトの間にあるラファ検問所が、再び開放されるとの見通しを明らかにしました。一方で、「民間人への危害を避けるために、あらゆる予防措置を講じる必要がある」と述べ、イスラエル側に対し改めてクギをさしています。

ブリンケン長官は16日に再びイスラエルに戻り、ネタニヤフ首相らと会談する予定で、こうした考えを直接、伝えるものとみられます。