ザポリージャ原発 IAEA調査団が1日から現地調査へ
砲撃が相次ぐウクライナ南東部・ザポリージャ原子力発電所の安全性の確保に向けて、IAEA(=国際原子力機関)の調査団が1日から現地調査を始める見通しです。
IAEAの調査団は8月31日、原発まで陸路で約120キロのザポリージャ市に到着しました。調査団を率いるグロッシ事務局長は、1日にザポリージャ原発で調査を始める考えを示しました。
グロッシ事務局長「私の使命は原子力事故を防ぎ、この重要なヨーロッパ最大の原発を守ることだ」
ロシア軍が占拠するザポリージャ原発は相次ぐ攻撃を受け、安全性への懸念が高まっています。調査団は日本時間1日午後、原発に入る見通しで、数日滞在し、施設の被害状況を確認するほか、原発の職員から聞き取りも行いたい考えです。