南米・ペルーの世界遺産マチュピチュ遺跡でチケットの販売をめぐる抗議デモが起き、観光客が足止めされる事態になっています。

ロイター通信などによりますと、騒動が起きているのはペルーの人気観光地で世界遺産のマチュピチュ遺跡です。

きっかけとなったのは、遺跡の入場チケットでペルーの文化省がチケットを民間企業に委託してオンラインで販売することを決めたところ、仕事を奪われる地元の業者らが猛反発、先週木曜日から抗議デモに踏み切りました。

この抗議デモにより、マチュピチュ遺跡への列車が封鎖され、観光客は徒歩での移動を余儀なくされているということです。

業者らはオンラインによるチケット販売の契約を破棄するよう要求していて、政府側との話し合いが続いています。