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プーチン氏、ウクライナ側の攻撃を“選挙妨害”と非難 大統領選に反発…モスクワで“放火”も

2024年3月16日 7:05

ロシアで大統領選挙の投票が進んでいます。プーチン大統領は、ウクライナ側の越境攻撃で民間人の死傷者が出たとして、選挙妨害だと非難しました。

3日間続く大統領選の初日となった15日には、プーチン大統領が自らのパソコンで電子投票する映像も公開され、全土の投票率はすでに36%を超えました。

15日には、ウクライナ側による大規模な越境攻撃もありましたが、プーチン大統領はこれに対し、「選挙を妨害するために国境地帯の民間居住地を攻撃した」と主張しました。その上で、ロシア側に民間人の死傷者が出たとして、「必ず罰せられる」とウクライナ側を非難しました。

一方、同じ日には、ロシア軍のミサイル攻撃によりウクライナ南部のオデーサで20人が死亡、70人以上がケガをしていて、大統領選の期間中に攻撃の応酬が激しさを増しています。

ロシアの大統領選挙をめぐっては、各地で反発する動きも出ています。

首都モスクワにある投票所の監視カメラの映像では、投票所の台から突然、炎が上がる様子が確認できます。ロシアメディアによりますと、捜査当局は女性が可燃性の液体に火をつけて放火したとみて調べています。

投票初日の15日には、少なくとも4つの投票所で放火事件があったほか、投票箱に緑色の液体が流し込まれる事件も7件起きていて、これまでに7人が拘束されたということです。

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