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4回目“ワクチン接種”開始 イスラエル

2022年1月4日 21:18

感染が拡大しているイスラエル。3日、60歳以上の人と医療従事者への4回目のワクチン接種が始まりました。

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140万人以上が感染したイスラエルでも、感染が拡大しています。(感染者 140万4916人 死者 8247人 米ジョンズ・ホプキンス大 4日午後5時時点)

PCR検査場に長蛇の車の列。オミクロン株の感染拡大を受け、多くの人が集まりました。

検査を受けに来た人
「我慢のできない子供と2時間も待っています。子供たちは帰りたがって大泣きしていて頭が痛いです」

およそ6割がワクチン接種を完了しているイスラエルですが、1日の感染者が、クリスマス後からおよそ8倍と増加しています。

■1日の感染者数(米ジョンズホプキンス大)
 12月26日:1241人 → 1月3日:9803人 

この状況から、今後3週間で1日の感染者が過去最高を記録すると予想されており、ベネット首相は、1日最大5万人が感染する可能性を示しています。

こうした中、イスラエルでは3日、60歳以上の人と医療従事者への4回目の接種を開始しました。

一方、政府は、一部の外国人渡航者について、9日から入国受け入れを再開すると発表。保健省は、感染リスクが中程度の「オレンジ」に指定されている199か国からの外国人渡航者について、ワクチン接種済み、または新型コロナウイルスに感染後、体調が回復しているか証明できれば、入国を認めるとしています。