スーパー、デパートも“接種証明”韓国
感染の再拡大を防ぐため、規制が強化されている韓国。10日から、大型スーパーやデパートなども、ワクチンの接種証明の提示が義務づけられました。
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1日の新規感染者数が3000人以上確認されている韓国。(感染者 66万7390人 死者 6071人 新規感染者 3007人 韓国・保健当局 10日)
感染の再拡大を防ぐため、規制が強化されています。
記者(韓国・ソウル、10日)
「きょうから、このようなデパートでも、ワクチンの接種証明の提示が義務づけられるようになりました」
10日からワクチンの接種証明の提示が義務づけられたのは、大型スーパーやデパートなど。もし、ワクチンの接種証明がない場合は、48時間以内に発給されたPCR検査の陰性確認書などを提示する必要があるといいます。
街の人からは、様々な声が聞かれました。
「どうであれ、やらなければならないことでしょう。みんなの安全のためです」
「やらなくてもいいんじゃないだろうかと。正直、効果的でないようですし」
このワクチンの接種証明の提示義務をめぐっては、「学習塾」などの教育関連の施設側が、裁判所に「効力の停止」を求めていましたが、先週、裁判所はこれを認め、提示義務が免除される事態になりました。
また、スーパーや飲食店などについても、「効力の停止」を求める裁判が行われていて、その結果が注目されます。