五輪前にウインタースポーツがブーム 中国
北京冬季オリンピックを控える中国では、ウインタースポーツがにわかにブームとなっています。
ショッピングモールの中にあるスキー教室では、斜面がランニングマシンのように動いていて、その上を滑っています。
中国で急成長している屋内型のスキー教室は、冬季オリンピックに向けて雪が降らない地域でもウインタースポーツへの関心が高まり、生徒が増加していて上海だけで11店舗を運営しています。
中国政府はウインタースポーツ人口を3億人にすると宣言し、普及に努めていますが、肝心の冬季オリンピックへの関心はいまひとつのようです。
上海市民「(冬季五輪を)見たことがない、寒そうですよね。氷や雪に関する競技が多そうですね」
上海市民「(冬季五輪は)よくわからない。スキーくらいしか知らない」
中国政府は、オリンピックを起爆剤にウインタースポーツの市場を急成長させる狙いで、2025年には18兆円規模になると見込まれています。