経営破綻FTX前CEO 逮捕されたバハマから米に移送され保釈 保釈金は“過去最高”約330億円
先月、経営破綻した暗号資産の交換所を運営する「FTXトレーディング」のサム・バンクマン・フリード前CEOが、逮捕されたバハマからアメリカに移送され保釈されました。
「FTXトレーディング」のバンクマン・フリード前CEOは、今月12日にアメリカの要請を受けたバハマ当局に逮捕され、アメリカの検察当局が詐欺やマネーロンダリング(=資金洗浄)など8つの罪で起訴しています。
身柄の引き渡しに同意し、アメリカに移送されたバンクマン・フリード被告は22日、ニューヨークの連邦地裁に出廷し、保釈が認められました。
保釈金は2億5000万ドル、日本円でおよそ330億円で、アメリカメディアは、公判前の保釈金としては過去最高と伝えています。
事件をめぐっては、検察当局がFTXの共同創業者ら2人を経営破綻につながった詐欺行為に関与した疑いで訴追し、2人とも容疑を認め捜査に協力していることを明らかにしています。