ウクライナで自爆型ドローンによる攻撃が相次いでいることを受け、EU（＝ヨーロッパ連合）は、ロシアにドローンを提供したとして、イランへの追加制裁を決めました。

EUは20日、大使級会合を開き、ロシアがウクライナで使用した自爆型ドローンについて、イランが提供したとして、イランに追加制裁を科すことで合意しました。ドローンの提供に関わったとして、イラン軍の幹部ら3人と航空関連企業1社について資産を凍結し、EU域内への渡航を禁止します。

イランはドローンの提供を否定していますが、EUは「ロシアの侵略を支援するイランの行動に対し、早急かつ断固として対応する決意を示した」としています。

決定を受けて、ウクライナのクレバ外相は「EUの迅速な行動に感謝する」とSNSに投稿しました。