米・ニューヨークに中国のコマーシャル登場
中国・胡錦濤国家主席が18日、約5年ぶりのアメリカ公式訪問のためワシントンに到着した。一方、ニューヨークでは、巨大スクリーンに中国のコマーシャルが登場した。
胡主席は空港でバイデン副大統領に出迎えられた後、オバマ大統領主催の夕食会に招かれた。副大統領による出迎えと大統領による少人数の夕食会はともに異例のことで、アメリカ側の手厚い歓迎ぶりがうかがえる。夕食会では、意見の対立する人権や人民元問題などについても意見を交わしたとみられる。
一方、ニューヨークでは、タイムズスクエアの巨大スクリーンに中国のコマーシャルが登場した。中国政府が胡主席のアメリカ訪問にあわせて作ったもので、アメリカのプロバスケットボールで活躍する姚明選手や中国初の宇宙飛行士といった有名人が出演し、中国のイメージアップを図る狙いがあるとみられる。