×

山中伸弥教授、ノーベル賞有力候補~地元紙

2011年10月3日 11:52

 今年のノーベル賞受賞者の発表が始まる。日本時間3日夜に発表されるノーベル生理学・医学賞では、「iPS細胞」の生みの親で京都大学の山中伸弥教授が有力候補の一人と目されている。

 山中教授は、ヒトの体のあらゆる組織に成長できる万能細胞・iPS細胞を作製した。AP通信によると、ノーベル賞の発表が行われるスウェーデンの有力紙「ダーゲンス・ニュヘテル」は2日の電子版で、山中教授の写真を載せ、ノーベル生理学・医学賞の有力候補の一人だと報じた。イギリスとカナダの研究者との共同受賞の可能性もあると伝えている。

 去年は、化学賞を北海道大学の鈴木章名誉教授とアメリカ・パデュー大学の根岸英一特別教授が受賞した。今年も各賞の候補に日本人の名前が挙がっていて、注目されている。