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米バイデン政権がウクライナへ新たに約21億7500万ドルの追加軍事支援を行うと発表 長距離射撃が可能なロケット砲も供与へ

2023年2月4日 9:20

アメリカのバイデン政権は3日、ウクライナに対し、新たに総額およそ21億7500万ドル(=日本円で2850億円相当)の追加の軍事支援を行うと発表しました。これまでより射程の長い兵器の供与も含まれています。

新たな軍事支援では、高機動ロケット砲システム「HIMARS」の追加の弾薬や、地雷攻撃に対応するための防護車両、防空用の地対空ミサイルなどを供与します。

また新たに「地上発射小口径爆弾」と呼ばれるロケット砲も調達・供与されます。

「地上発射小口径爆弾」は射程が150キロとこれまでアメリカが供与してきた兵器よりも長く、国防総省のライダー報道官は「ウクライナはロシアに占領された地域の主権を取り戻すための長距離射撃能力を得ることができる」と説明しています。