カンヌ国際映画祭開幕 是枝裕和監督の最新作「怪物」などノミネート
フランスで16日、世界3大映画祭の1つカンヌ国際映画祭が開幕しました。
今年で76回目を迎えたカンヌ国際映画祭。最高賞の「パルムドール」を競うコンペティション部門には、是枝裕和監督の最新作「怪物」など21作品がノミネートされています。
「怪物」は、学校で起きたケンカをきっかけに子どもたちが姿を消した事件で、“怪物”とは一体何かを描いた物語です。音楽は、今年3月に亡くなった坂本龍一さんが手がけています。
是枝監督は、2018年に「万引き家族」でパルムドールを受賞していて、コンペティション部門にノミネートされるのは、去年の「ベイビー・ブローカー」に続き、2年連続7度目です。
また、同じコンペティション部門には、役所広司さんが主演を務めるドイツのヴィム・ヴェンダース監督の「パーフェクトデイズ」もノミネートされているほか、「カンヌ・プレミア」部門には、北野武監督の新作映画「首」が出品されています。