×

山中教授、授賞式に向けてえんび服用意

2012年12月6日 9:01
山中教授、授賞式に向けてえんび服用意

 ノーベル生理学・医学賞の授賞式に出席するためスウェーデンを訪れている京都大学・山中伸弥教授は5日、授賞式で着るえんび服を用意するなど、式典に向けて準備を行った。

 山中教授は5日午後、氷点下の冷え込みと大雪の中、歴代の受賞者がえんび服を調達するストックホルムの老舗紳士服店を訪れた。妻・知佳さんと共に、約30分間、上着を繰り返し羽織って着心地を確かめたり、襟が首に引っかからないようシャツのサイズを合わせたりした。

 試着を終えた山中教授は「緊張しました。ぴったりのやつを選んでもらいました。足が短いので、なかなか合う服が少なかったです」と笑顔で話した。

 山中教授はこの日、以前訪れたことのある博物館に本人たっての希望で家族を連れていくなどして過ごした。6日からは受賞者の懇親会など公式行事が始まる。