是枝監督の「怪物」カンヌで公式上映 2度目のパルムドールなるか
世界3大映画祭のひとつ、フランスの「カンヌ国際映画祭」で、是枝裕和監督の最新作「怪物」が公式上映されました。
是枝裕和監督と、俳優の安藤サクラさん、永山瑛太さんらは日本時間の18日未明、レッドカーペットを歩き、公式上映の会場に入りました。
最高賞の「パルムドール」を競うコンペティション部門にノミネートされている是枝監督の最新作「怪物」は、学校で起きたケンカをきっかけに子供たちが姿を消した事件で、“怪物”とは一体何かを描いた物語です。音楽は、ことし3月に亡くなった坂本龍一さんが手がけています。
是枝監督は、2018年に「万引き家族」でパルムドールを受賞していて、コンペティション部門にノミネートされるのは、去年の「ベイビー・ブローカー」に続き、2年連続、7度目です。
2度目のパルムドール受賞となるのか、コンペティション部門の受賞作品は、日本時間28日に発表されます。