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「プーチン氏権力に固執」など批判  ロシア国営放送の生放送中に“反戦”訴えた女性が一時拘束

2022年7月18日 11:56
「プーチン氏権力に固執」など批判  ロシア国営放送の生放送中に“反戦”訴えた女性が一時拘束

ロシア国営放送の生放送中に反戦を訴えて辞職した元職員の女性が、警察に一時拘束されました。プーチン大統領を批判したためとみられています。

一時的に拘束されたのは、ロシア国営放送の元職員、マリーナ・オフシャンニコワさんです。

オフシャンニコワさんは17日、SNSで警察に連行された際のものとする写真を投稿しましたが、3時間後に釈放され、無事、家に戻ったとしています。

オフシャンニコワさんは再び拘束された理由について、メディアのインタビューで、戦争は犯罪でプーチン大統領が権力に固執しているなどと答えたためとしています。

オフシャンニコワさんは、ドイツメディアと契約してウクライナで活動していましたが、今月初めにモスクワに戻っていたということです。

BBCは、オフシャンニコワさんが15日にクレムリンの近くで、「プーチンは殺人者だ。352人の子どもが亡くなった」などとするプラカードを掲げた様子を報じています。