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中国・北京、春節祝う花火で大気の状態悪化

2013年2月10日 9:01

 中国は10日、旧暦の正月にあたる春節を迎え、北京の街はお祝いの花火や爆竹の煙に包まれ、大気の状態が悪化している。

 大気汚染が深刻化している北京では、花火や爆竹の煙にも微小粒子状物質「PM2.5」が含まれることから自粛が呼びかけられていたが、9日から10日に日付が変わる前後には大量の花火が打ち上げられた。

 PM2.5の数値は、花火が激しくなった9日夕方以降、上昇を続け、一時、大気汚染の指標が許容範囲を超える高い値に達するなど大気の状態が悪化している。