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旧正月の花火・爆竹でPM2.5“20倍”

2015年2月19日 13:09

 中国各地では旧暦の正月を迎え、花火や爆竹を鳴らして年越しを祝った。近年は大気汚染対策などで規制が強化されているが、都市部の一部では大気汚染物質PM2.5の濃度が急上昇した。

 上海では旧正月を祝うため、18日午後11時ごろから爆竹や花火が打ち上げられた。

 市民「爆竹などを鳴らさないと、新年の雰囲気が出ません」

 大気汚染への影響や事故防止などの理由から、都市によって爆竹が全面的に禁止されたり時間帯や場所が制限されたりしている。

 爆竹の影響で、北京では急激に大気の状況が悪化した。ピークとなった19日午前1時にはPM2.5の濃度が18日夕方から20倍以上、上昇している。