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北京で大気汚染深刻 工場を一時操業停止に

2014年10月10日 15:38

 中国・北京は8日から大気汚染が深刻な状況になっていて、9日、市政府が市内の工場に操業停止を命じるなど影響が広がっている。

 北京では、大気汚染物質PM2.5の濃度が一時、1立方メートルあたり450マイクログラムを超え、政府が定める基準で最悪のレベルが続いている。北京市は、大気汚染の警報レベルを上げ、子供や高齢者などに対し、外出を控えるよう呼びかけている。

 こうした状況を受け、9日、北京市は市内の35の工場を一時操業停止にした。市内では、少なくとも11日夜まで深刻な大気汚染が続くとみられている。